FC2ブログ

派遣元事業主に対する「労働者派遣事業改善命令(2016年9月30日付:愛知労働局)」

 この度、愛知労働局は、下記の派遣元事業主に対し、「労働者派遣事業改善命令(平成28年9月30日付)」を発令しました。本件は、当該事業主が、“業務委託契約”と称して、労働者派遣事業及び労働者供給事業を行っていたことによるものです。詳細は、下記をご参照願います。
1.【被処分派遣元事業主】
●エヌ・ティ・ティ・システム開発株式会社
 代表取締役 髙山 允伯 (所在地:東京都豊島区目白)
 届出受理番号:特13-090362 (届出受理:昭和61年7月1日)
2.【処分内容】
 ・労働者派遣事業改善命令(労働者派遣法第49条第1項)
3.【処分理由】
 エヌ・ティ・ティ・システム開発株式会社は、少なくとも平成25年1月1日から平成27年12月31日までの間、同名古屋支店が受任した「一般事務及び伝票入力作業」業務を行うに当たり、法定の除外事由がないのに、自己の雇用する労働者以外の労働者を委任者の指揮命令を受けて労働に従事させ、もって、『職業安定法(昭和22年法律第141号)』第44条で禁ずる労働者供給事業を行ったこと。
4.【労働者派遣事業改善命令の内容】
 (1)「第3 処分理由」に記した事項について、その発生の経過、原因等を明らかにした上、再発防止のための措置を講ずること。
 (2)全事業所において命令日に行っている請負事業及び労働者派遣事業のすべてを対象として、これらの事業が職業安定法、労働者派遣法その他労働関係法規に則り適正に行われているか総点検を行い、法違反等が認められた場合には、労働者の雇用の安定を図るための措置を講ずることを前提に是正すること。総点検に当たっては、特に次の法条項等について重点的に行うこと。・『職業安定法』第44 条  ・労働者派遣法第26 条第1項
 (3)今後、労働者派遣事業に関し労働関係法規の違反を起こすことがないよう、全事業所における事業の運営方法を改善し、遵法体制の整備を図ること。
【ご参照】
●『派遣法違反(行政処分一覧):厚生労働省(労働局)』
 URL http://newshaken.blog.fc2.com/
●派遣&請負の情報サイト『人事総務部ブログ』
 URL  http://www.jsbb.jp/

スポンサーサイト

タイトル一覧

プロフィール

人事総務部

Author:人事総務部
2015年の派遣法改正を控え、厚生労働省の動きが活発になっています。厚生労働省(労働局)の行政処分(派遣法違反)の事例を正しく理解していただき、派遣先企業や人材派遣会社の“コンプライアンス(法令遵守)向上”に活かしていただければ幸いです。

検索フォーム

QRコード

QR